サテラ2最新パッチの違いは?

サテラ2最新パッチとサテラ0,サテラ1Zの最新パッチはどのように変わったのか。

 サテラ2リーク画像が登場してからますます期待が膨らむサテラ2最新パッチが配布さればレビューしていきたい。

サテラ2改造パッチはどんな形式?
サテラ0、サテラ1Zはpatch.binという形式ファイルだった。サテラ2からは、アップデート画面でパッチの選択ができるので、パッチ形式が変わる。 新しいパッチ形式とアップデート方法もレビューしたい。

サテラ0、サテラ1Zの改造パッチは patch.bin というプログラムファイルだった。それがサテラ2改造最新パッチは、patch2-600.tarというように600がパッチ番号となってる。

サテラ2改造パッチは解凍不要!
 ダウンロードしたパッチは、解凍せず、圧縮ファイルのままUSBフラッシュメモリに保存する。解凍方法がわからず断念していたユーザーには有難いだろう。

サテラ2はアップロード時にパッチが選べる。
サテラ0、サテラ1Zの時は、USBフラッシュメモリにpatch.bin を保存すると最新パッチの度に上書きする必要があった。今度のサテラ2からは、パッチファイル名がパッチにより違うため、上書きせずに保存できる。
例えば
patch2-600.tar
patch2-617.tar
patch2-745.tar
patch2-825.tar
という具合にUSBフラッシュメモリ内にパッチが並ぶ。これで、アップロード時に前パッチに戻したり、最新のパッチに変えたりという「かんたんに旧パッチに戻せる」というのがうれしい。

サテラ2パッチは開発チームが違う!?

サテラ1海賊版 177パッチ
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初代サテラ1の改造パッチ(当時は海賊版パッチ)は、解除サーバーを運営するスカパ社の有料パッチをFTAインディアンと名乗るドイツ人がクラックし日本語化され配布された177パッチ。録画機能が無く、EPGもリスト表示のシンプルなパッチだった。


サテラ1改造版 262パッチ
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そのパッチを元に開発者の有志を募り、USB録画やEPG機能が付いたパッチを開発したのが、サテラユーザーグループ(SUG)。そしてインターフェイスを日本人が使いやすいようにデザインを再設計したのが和人。さらにFTAインディアンがSUGに加わり、ミニ番組表や新聞型番組表などをチームで開発。そしてサテラ1改という名で配布された。2014年7月では617パッチに至る。

サテラ2改造パッチ 600
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では、サテラ2改造パッチは、サテラ0、サテラ1Z改パッチを継承しているのだろうか。答えは、「まったく違うパッチ」なのである。あまりにも過去のパッチとクオリティが違いすぎる。サテラユーザーグループは、サテラ0改、サテラ1Z改パッチの開発チームで、サテラ2開発には携わっていないことが判明したらしい。

では、どのチームが開発を行っているのか。それは「本家スカパパ社開発チーム」らしい。長年FTAの開発をやってきたスカパパ社が新たに開発したサテラ2改造パッチを、FTAインディアンがまたもやクラックし日本語化。ある意味、どのチームが開発してどのチームが配布しようが、一般ユーザーには何ら関係が無いが、クオリティが本家となった別名「サテラ2ゴールドパッチ」は、どのようなものになるのか期待したい。